あなたに初めて出会ったのは 春先だったか

わたしはあなたの

少したるんだ目つきに惹かれた

少し疲れた風情に惹かれた

ごめん、なんかけなしているみたいだけど

あなたを見たとたん 胸がどきんとした

モンシロチョウが友達ね

その駅にあなたがいることが

わたしをそっと

勇気付けた

それから3ヶ月経過して

厳しい暑さの夏の間も

あなたは律儀にも黒いジャケットを着込んで

指差し確認

そこにいてくれた

汗をかかない青年の駅員

暑くはないの?大丈夫ですか?

問いかけにも応じないのね

仕事熱心な駅員

カマキリさんが友達だ

終電から始発までの間

あなたはやっと休めるの

今日 また あなたを見た

胸がどきんとまた鳴った

あなたは半年前と変わりなく 

そこで指差し確認をしていた

いや、あなたの顔は あの頃よりも

ずっと ずっと 色あせ 

どこか青ざめていた

・・・そこで そうして ずっと立っていたの・・・。

・・・ええ、何しろ、駅員ですから、わたしは・・・。

鈴虫さんが友達だ

わたしは いけないことだと 知りつつ

あなたのジャケットの裾のあたりを

そっと なでてみた

冷たい

ごめん

冷たい

壁はどこまでも 冷たかった

これから冬に向かってますます青ざめて凍りつくあなたが

いつもわたしを

守ってくれるの

ですね

そんなこんなで11月になりました。メルマガ「月報・松岡宮」11月号発信しました。もう27号ですね。なんかもっと役立つ情報なども入れてゆけたらいいかなあと自分では思うのですがどうでしょうか・・・読者さんの励ましに支えられています、ありがとうございます。

自分のイベントも3日にあるのですが、仲間たちからイベントのお知らせを多くいただいています。ハナケンゴのケンゴさん、歌人のいつのえみさん、などなど。みんながんばってるなあ、わたしもがんばります。